ミッドバスと実験(2)
ミッドバスを375-1kHzに設定して、950PB+40cmホーンはお休み、サブウーファーは今までと同じ(HPFが50Hz)、ウーファーAXIOM201は25-375Hzに設定(HPFは24dB/oct)、ミッドED-911+18cmホーンは、下をミッドバスに合わせ1kHzとし、上は同じ(HPFが9kHz)、PT-R7Yは変更無し(LPFが9kHz)として測定。
これを見るとミッドバスのレベルが低く感じるが、総合特性だと問題はなさそう。
この時の音の傾向は、ややきらびやかな明るい音調。ED-911は400Hzまでの再生域があるが、使用している18cmホーンのfcが800Hzくらいということで1kHzのクロスポイントはやや低いかも。
それならば、もっと低い周波数まで使える40cmホーンを使用したらどうなるか。早速実験。
ミッドバスの下も試す意味で、375Hzから300Hzにダウンさせ、これに伴いウーファーもHPFを300Hzに(24dB/oct)。40cmホーンのfcは290Hzなのだが一応800Hzにセット。従ってミッドバスも800Hz(24dB/oct)に。950PBの上の再生域は20kHzとのことだが、実測的には8kHz位からダラ下がりになる。しかし敢えて9kHzにしPT-R7Yにつなぐセットとした。
ちょっと解りにくいので、それぞれ単体で比較。
ED-911+18cm(1k-9kHz)と950PB+40cmホーン(800-9kHz)明らかにホーンの効果が見て取れる。18cmホーンは1kHzで切っているので、はっきりはしないがあまり下の方は出なそうな雰囲気。高い方は、ED-911が素直に切れている事に較べ、950PBは段付になっていて、ツィーターとの組合わせに影響が有るかも知れない。