セレナーテ ver.2 化の到着と交換
パワーアンプとして使用中のセレナーテ4台のうちの1台(中、高域に使用)から、昨年10月の時点で、微かだがジィーというノイズが聞こえているため、修理しようと計画を立てた。
実のところ、予備機として未使用のセレナーテが1台有ったのだが、使用中の4台がver.2であるのに対し、予備機は原形のver.1のままだったため、簡単に交換するというわけには行かなかった。
そのため、まず予備機をFIDELIXに送付してver.2化してもらい、それが戻ってきたら、ノイズが有るのと交換し、問題が有るセレナ-テを送付して修理して貰う、という段取りをした。
早速、ver.2化のセレナーテを昨年10月中旬に送付。
それが、忘れられてしまったらしく、1月末にお伺いを立て、完成して戻ってきたのが今週初め。一応これで所有機5台は全てver.2化が出来たことになる。
さて本日、ノイズのある使用機と交換し、レベル合わせと周波数等の確認を行った。
このアンプは、左側スピーカーの中域と高域を1台で行う形で使用しているため、右側のアンプのレベルと合わせる必要がある。
左右のスピーカーの特性を測るマイクの位置は床にテープでマークしてあるので、そこに合わせるだけで左右のマイク位置が対等になるようになる。従って、左右別にグラフ化して交換していない右側のアンプのレベルに、交換した左側のレベルを合わせた。
それから中央の測定位置にマイクを移動して(こちらも床にテープでマークしてある)確認の測定をした。
毎回測定をする際に合わせている、プリ出力は66.0dBで、信号はOMNIMICのトラック2、MONO Shoto Sine Sweep を使用。
最初に、SPL/Spectrum (音圧・スペクトラム測定機能)を測定。 3回測定したが、ほぼ同じようなデータだった。
ピーク:85.5 dB SPL
max: 73.5 dB SPL
min: 60.3 dB SPL
Wavelet Spectrogram は、前回とほぼ同じに見えます。 10kHzの所が、ちょっと気持ち悪いですね。
左右の中域・高域のレベルは、若干差がありますが、一応1kHzが同じなのでこれでOK。
全体の周波数特性。
また、前回データとの比較。 4kHzまでは一緒だが、高域が変化している。もしかするとツィーターの位置(特に前後)が変化しているかも。後日調べてみる。