調整その7
Woody&Allenさんからのsuggestionを受けて、新規調整に臨む。
最初に、デジチャンのセオリーに基づき、デジチャンへの入力をup。先日まではプリ出力を60カウントとしていたが、これを以前と同様の76カウントにする。この数は、PA+のインジケーターで0dB表示が点灯するかしないかのギリの数値だった。ただし、今回の状態では、ー10dB程度だった。
次、
クロスを最初の設定、Low-Midのクロスを500Hz、Mid-Hiのクロスを8kHzにセット。EQはOFF、DelayもOFFにセット。
Mic位置は、センターで左右のウーファーボックスの内側端から142cm、高さはツィーターホーンの中心の床からの高さと同じ91cm。
OmniMicのCDトラック5と11を使って、左右のレベルをほぼ同じにセット。
そしてWaveletを採る。
このデーターから、DelayのLowを063sec、Hiを0.42としてWaveletを採る。
Lowのデーターはよく分からないが、Hiは、まだ不足しているので、Waveletデーターを見ながら調整。
再度、調整。Lowは殆ど変化しなくなったが、Hiの方はだいぶ整ってきた。
ここで音圧特性を測定してみた。
これで、Hiのレベルがかなり低いことが判ったので、グラフ上から+10dBを目安にupして,調整しながら測定。こちらは、Waveletの確認もしながら調整した。
その途中、Waveletで三角形の頂点がどうしても1本にならないので変だなーと思っていたら、右chのツイーターが10mmほど後退していることに気づく。それを左chと同じ前後位置(Midホーンとツラ合わせ)にしたら、見事1本に。しかも音圧特性も素直なカーブになった。なお、音圧特性からMidーHiのクロスは10.6kHzに変更した。
これの音圧特性は、
1kHzあたりは、Delayではこれ以上変化無しのため、綺麗な円錐形にはならないけど、前回までよりは,綺麗になったように思う。