★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

レコードプレーヤー復活に向けて

スピーカーと共に納品していただいたレコードプレーヤー。10月16日の「復活、オーディオ」に投稿したとおり、ターンテーブルを回すベルトの劣化で、実質回すことが出来なかったが、ダイナのM氏に連絡したところ、Highphonicが出しているB-91というマイクロベルトが使えるハズということで、直ぐ手配してくれて、週末に到着した。

ターンテーブルは、MICRO精機 BL-111
ターンテーブルは砲金製で10kgあり、スピンドルにきっちり嵌まってしまうと、外すのもままならない。そのためベルトを装着するのにテーブルを一旦外す必要から、ハズしやすいように紙(キムワイプ)を挟んでおいた。

送られてきたベルトは純正のSFベルトから思うと、柔らかく伸びる感じで、ターンテーブルを外さなくても上手く巻けたが、モータープリーに掛けると、緩い雰囲気で目一杯引っ張った状態=ターンテーブルから遠くにした状態=になった。

しかも若干だがベルトの幅が広い感じで、モーターを回した状態では、ベルトがモータープリーから外れそうな雰囲気もあり、ちょっと恐い感じがした。

ここで、マニュアルが見つかり、ベルトの記事を見ると「ベルトに裏表がある」から注意!とあった。それでベルトを見たが、裏表が判別できず、判定のためにひっくり返したりしていたら、プリーから外れ、その影響でターンテーブルからも外れてしまった。こうなるとターンテーブルスピンドルに嵌まったままではベルトを救い出すことが出来ない。

結局ターンテーブルを外すことになった。ただし、外しやすいように入れてあった紙のことを忘れていたので、それを取り除くため、ターンテーブルを外すことになって良かった、という結果になった。

救い出したベルト見てみると、表裏は無い様子で、丸くなるクセに合わせた、最初に掛けたのと同じ向きに掛けることにした。

部屋のスペースの関係で、以前より高い位置にプレーヤーを置いている関係で、ターンテーブルスピンドルに填める際は、30cmほどの踏み台を持ってきて乗り、慎重に填めた。もちろん紙は取っておいた。

因みにベルトはターンテーブル移動用ハンドルの1個にベルト掛け金具を取り付け、ターンテーブルと掛け金具にベルトを掛けた状態でターンテーブルスピンドルに差し込ませる。(ここ慎重にやらないと、ベルトが外れてしまう)

モータープリーにベルトが掛かったら、テンションを掛けて手動でゆっくり回す。この時ベルトが外れやすいので慎重に・・・

手動で何周回してもベルトが外れなくなったら電源ON。若干、ベルト駆動音が聞こえる。(後日、音が出ないところまで、モータープリーをターンテーブルに近づけたら、見事にベルトが外れてしまい、またターンテーブルを外すところからやり直すハメに・・・結局一番遠いところにモータープリーを設置することに。=ベルトが若干長いらしい)

次、
トーンアームは、AudioCraft AC-3000BL
設置の際、アーム全体の高さを固定するネジ2本の内、1本が外れたまま、嵌まらなくなっていて困っていたが、後日なんかの拍子に固いが嵌まり、一安心。(このまま嵌まらない様だったら、買い替えようか、それともレコードプレーヤーそのものを廃止してしまうかと思ったりしていた。ヤフオクを見てみたら、同じ機種が出品されているのを発見、一応チェックを入れて観察はしていた)

で、使えると判った時点で、オクの観察は中止。トーンアームベースの関係で、他の機種に変更するのは難しい状況もあったので、良かった。

さて、使えるとなれば、ケーブルを取り付け・・・忘れていた・・・トーンアームの底にケーブルのコネクターがあるが、ここに差し込むためには、レコードプレーヤーを持ち上げねばならない。BL-111の単体重量は35kg。アームベースも真鍮製で1kgは越えるだろう。アクリルカバーも付けてるから40kg近い。片側で半分くらいだとしても、高い位置でやっと手が入る程度の隙間しか無い本体を持ち上げるのは容易ではない。ジャッキがあれば~~~~

少しずつ積み木を差し入れて、なんとかケーブルは差し込めた。
ケーブルは、ORTOFON 6NX-TSW-1010