★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

1971年秋のシステム

初期のマルチシステムを組んでいた頃の写真が見つかったので掲載する。

正確な撮影日は不明なのだが、機材と設置場所(1968~1974年にかけて3カ所住居が変わったので)から推定したのが1971年の秋頃ということ。

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スピーカーを除く、ほぼ全ての機材
現在から思うと、正面中段に鎮座する、オープンテープデッキがひときわ目立つ。

<入力系>
レコードプレーヤー:
 ターンテーブルCEC FR-250
 トーンアーム:Ortofon SMG-212
 ケースは、既存の製品でショップ(秋葉原のテレビ音響=後のテレオン)で購入し組み込んで貰った。
 カートリッジ:Ortofon SL15
 昇圧トランス:Fidelity-Research FRT-3
FM/ AM チューナー:SONY ST-5300
 FMアンテナ:SONY AN-31(ループアンテナ)
オープンデッキ:
 SONY TC-6360A
 TEAC  A-2500
 VUメーター:TRIO KC-6050

<出力系>
アンプ:
 プリアンプ:PIONEER SC-70
 チャンネルディバイダー:PIONEER SF-70
 パワーアンプ(1):LUXMAN MQ-830
 パワーアンプ(2):LUXMAN KMQ-8
スピーカー:
 ウーファー:ナショナル 20cmフルレンジ(5球スーパー全盛の頃のセパレートステレオに使われていた20cmクラスのフルレンジをウーファーとして使用)
 ミッド:FOSTEX BF-163S (16cmフルレンジ)
 ツィーター:DIATONE TW-23(コンデンサー1個のHPFで接続)

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天井にFMアンテナ
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スピーカー間隔は、1.6mほど

スチールの棚が乗っている机は、紫檀製の、ものすごく重いテーブルで、これだけのものが乗っていてもビクともしない頑丈なテーブル(机)。元々は、母が嫁入り道具の一つとして持ってきたというもので、現在も仮住まいでの食卓テーブルとして使用中。

アンテナは、初めから室内に設置していたので、埃が積もる以外のダメージはなく、今は、レンタルルームに分解して収納してあるが、今後も使用する予定。高層ビルによる電波障害指定地域だが、特に問題なく使用できる様子。

部屋は一般的な和室の6畳間であったので音響的にはあまり良くない環境だったとは思う。当時はこの部屋で写真のプリント(黒白)を行うことがあったので、大きな引伸機が鎮座していた。

これらの製品のその後は、

・レコードプレーヤーとオープンテープデッキTC-6360A、VUメーター、チャンデバ SF-70 は、複数の友人宅へ移籍。
・LUXのアンプの去就は不明。
・もう一つのオープンテープデッキ A-2500は、ヘッドを2Trに変更して現存(未使用保管)。
・プリアンプのSC-70も現存(未使用保管)。
・FMチューナーは、現行のサウンドハウスリーグSH-T10の購入時に下取りに出した。
・SPは、ミッドに使っていたフォスター製の16cmフルレンジは職場へ持って行きしばらく使っていたが、退職時に廃棄処分した。(高校時代にお金を貯めてやっと買ったものだったので、なんとなく捨てにくくてずっと所有していたが、1本だけ箱内部の補強等の加工をしていたり、もう片方はビビリ音が出始めたりしていたので廃棄することにしたもの。)その他のSPユニットは廃棄。

補足:写真のプリントは職場で行えるようになったので、引伸機は友人に譲渡した。