CORAL M-100
ー 2008/10/02 ー
1年がかりでやっとCORAL M-100ドライバーユニットを入手。
M-100は、再生周波数帯域が、500~18KHzで、音圧が105dB、磁束密度は19000ガウス。
外形は 116φ x 104mm。スロート径は 25.4mm(1inch)である。
予定では、LE175の代わりに4KHzから2オクターブ位を担当させる。
と、いっても初めて聴くドライバーなので、LE175、LE85と比べて一番好みのものを採用するつもり。
音色的な統一は、LE85、LE175、2402H、2404HとJBLなので問題はないと思うが、LE85と LE175にはなんか違いを感じていた。
一番スッキリするのは、LE85を2段にすることなのだが、LE85は大きいし、高い。オークション等で毎回チェックはしているが、まともなもの(と思えるもの)は8万位はする。
所有している(現行機)LE175は、前オーナーが、結構鳴らしていたものということなので、固さはとれ(エージング)ていると思うのだが、LE85と比べるとなにか固い感じがしていた。
そこで狙っていたのがこの M-100だった。大きさは LE175より心持ち大きいが、ほぼ同じである。
周波数特性のグラフを見ると中々良さそうに見える。
CORALでは普及版の M-103や M-104もあって、こちらはオークションにも時々出品されてはいたが、特性的には LE175を凌ぐものとは思えなかったので、手は出さなかった。
ひたすら M-100を狙っていたが、JBLと比べ、圧倒的にタマの数が少なく、特に程度の良さそうに見えるものは、高額になってしまいやむなく諦めていた次第。
つい先頃にもアタックしていたが、踏ん切りが付かなかったので早々退散していた。
今回は、入手してから LE175と比べて、気に入らない方を後に出品すればよいと考えて、少し高めに入札しておいたのでゲットできた。結果的には先頃のものより高額になってしまったが、外観はゲットできたものの方が遙かに綺麗なものだった。
週末には届くはずなので、早速試して見ようと思う。
Linfof工房で作っていただいたドライバースタンドは、予めM-100にも使えるように、クリ穴を LE175用よりも少し大きく開けて貰ってあるので、直ぐ使えるのも良い。
ただ M-100の再生周波数帯域は 500~18000Hzと広いが、ホーンは USHを使うので4KHz位から2オクターブ程度しか使わない。もし現状の LE85の代わりに使うとしても 800~3200Hzないし 4000Hzまでと使用帯域が狭いので、大きく差が出るかどうかは試さないとわからないというのが実情である。