★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

M-100 到着

ー 2008/10/05 ー

オークションでゲットしたCORAL M-100が到着した。

早速開梱。とても確実で安全な梱包がされていて、出品者の心遣いが感じられた。

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M-100

さて取りだした1個のユニットをまず、片chの LE175と繋ぎ換える。ディバイダーで 4000Hzより下を切っているので、差し当たりノーホーンのまま音出しをする。

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台は、T925のを使用

音出しの瞬間!、今までと変わったことに気がつく。明らかに明るい音色、そしてネットワークにより 9000Hzでカットしている、その高めの音に馬力がある。そのために 9000Hzから上に使用している 2404Hに溶け込むようになり、繋がりが抜群に良くなった。

これで、LE85(800~4000Hz)と LE175(4000~9000Hz)の音色的な繋がりの違和感、すなわち LE85の開放的な柔らかめの明るい音色に対し、LE175が暗めで、やや硬めのそして地味な音色と感じていて、しっくりこなかった居心地の悪さをずーっと感じていたのだが、M-100の音色は LE85的で違和感がない。

むしろ、LE85と 2404Hの間を担当する M-100が存在を感じさせないほど上手く溶け込んでしまって、気持ちよい。

それではと、もう片方の LE175も外してUSホーンを M-100に付け替えた。

写真は LE175と M-100の外観的な比較をした。LE175が左側、M-100が右側である。最初はリアの銘板側から。

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左:LE175 右:M-100

次にフロントから。

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左:LE175 右:M-100

前の2つの写真ではあまり違いが感じられないが、少し上から見ると大きさの違いがはっきりとわかる。

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左:LE175 右:M-100

このように写真を撮影していて気がついた。M-100は前から後ろまで同じ太さなのであるが、LE175は前すぼみになっている。

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LE175の前は傾斜している
道理でスタンドに入れているときにホーンがなんとなく下に向いているように感じていたことの原因はコレだったんだ。

次に USホーンを取り付ける。これも同様に LE175と比較。

正面からだとあまりわからないが、こうして斜めに置いてみるとホーンの大きさは全く同じなのであるが M-100の方が大きく見える。

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角張っているM-100の方が大きく見える

それを横から見るとドライバーユニットの形の違いがよくわかる。

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左:LE175 右:M-100

なお、LE175の方が白く汚れているのは、前オーナーがユニットを掃除しようとしてワックスを塗ってしまったことに依るもので、当方ではなにも手を入れていない。

次に、Linfof工房特製のドライバースタンドに仮置きしてみた。同様に左側が LE175。M-100の方はピッタリのように見えるが、名刺4枚分の隙間がある。

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LE175の方は、かなり隙間が開いていて、さらに詰め物を入れる必要があった

ところで、LE175との音色の違いとM-100の高域の音圧レベルが高く感じられるのは、もしかするとM-100のインピーダンスが8Ωでなく、16Ωであることが関係しているのかも知れない。ハイレンジの2404Hとは、ネットワークにより繫いでいるため、ネットワークでの合成インピーダンスでは8Ωと16Ωの違いは大きく関係するのではないかと勝手流に推測したりしている。

残りの M-100にも USホーンを取り付けるとこんな感じ。

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格好良い!