H400 組込
ー 2008/05/03 ー
H400+LE85は、DS-10000の天板上に設置しているが、昨日の仮置きから左右の位置合わせをきっちりするように調整を行った。
LE85の前後は、後ろを10mmほど天板から後方へ突き出した形で置くことにした。これによりホーンの一番広い部分(横幅)が天板上に乗った状態になり、LE85を装着したホーンを水平に置いたときの高さの違いは、天板上に置いた木製のスペーサーで調整した。ホーンの前方の突き出しは 80mmほどとなった。
ホーン上部には、USH+LE175によるミッド・ハイユニットとツィーターを肩寄せ合ったかたちで設置したが、最初は水平方向には H400中心に対し均等に置き、前後位置はT925の後ろのラインをH400の銘板の後側に合わせて置いた。LE175の方は、T925のダイアフラム位置にLE175のダイアフラムが合うように設置した。
少し聴き込むにつれ、ミッドとミッド・ハイの繋がりがぎくしゃくしているように感じたので、LE175の方をLE85とインラインに並ぶように配置を変更した。前後位置は、LE85の後ろ側から225mmの位置にLE175のダイアフラムが来るような位置に置いた。そしてLE175のみ逆相に接続。
T925の方はインラインには並べられないので、LE175に沿わせる形で外側になるように置いた。前後位置はUSHのトップ位置にT925のホーン先を合わせた。
これでほぼミッドから上は上手く繋がったように思えたので、今度は DS-1000Zwを復活させた。
クロスは320Hzを選択。これにより全体のクロスポイントは、
~ 320Hz ~ 800Hz ~ 5000Hz ~ 9000Hz ~ となった。
ここからは、メインシステムのDS-10000をリファレンスとして、レベル調整をしていった。
その結果、下から
~ 320Hzが-2dB、
320Hz ~ 800Hzが0dB、
800Hz ~ 5000Hzが-19dB、
5000Hz ~ が-15dB、
となった。
なお、グライコによる高域補正は前のままで
16kHz +2dB
20kHz +3dB
25kHz +6dB
とした。
なお、DS-1000Zwは、左右のユニット(ボックス)が接近した形で置かざるを得ないので、互いに斜めに外側を向く様に配置している。
調整に使ったソースは以下の通り。
1.
Rosemary Clooney
For The Duration
Concord Records CCD-4444 輸入盤(us)
2.
Elgar
Pomp and Circumstance Marches Nos.1-5
Sir Georg Solti
London po. / Chicago so.
London 417 719-2 輸入盤(Gm)
3.
Bruckner
Sym.#4 "Romantic"
Rafael Kuberik
Bayerischen Rundfunks so.
CBS/Sony 38CD6
4.
Brahms
Violin Con. #7
Sir Colin Davis
Philhamonia O.
Philips 420 703-2 輸入盤(Gm)