★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

SP バランス

ー 2009/04/06 ー

ハーモネーターを使用するようになってから気がついたのが、サブシステムSPの全体のバランスが整ってきたことである。

一番感じるのは、バス(ウーファー)とミッドバスが結構鳴ってきていることだ。ミッドとミッドハイ、ハイの3つのホーンは±1dBほどは調整したりしたが、バスとミッドバスは、F-15でのアッテネートは0、すなわちフル出力で絞っていない。

と、すると、バランス的には特にレベル調整をしていないにもかかわらず、低域と中低域が強くなってきているのである。

ひとつ考えられるのは、バス、ミッドバスともエージングが進んできたということ。ただバスは、前オーナーのところで結構使われていたはず、なのであるが、我が家へ嫁いできた頃と比べると雲泥の差と思えるほど、きっちりと鳴り始めているのである。

実のところ今年初めでは、我が家での中音量以下の時、低域のパワーがミッドやミッドハイに負けていて、うまくバランスが取れないのを感じていた。大音量にすれば割と良いのだが、聞ける時間帯では、中音量や小音量時が多いため、どうしてもハイ上がり的な雰囲気だった。

そのためもう少し低域が補強できないかと考え、1月終わり頃から、箱を変えようか、とか、いっそうのことユニットをもう少し大きいものに変えようか、とか、真剣に考えていて、オークションをチェックしたり、ダイナのK店長に相談したりしていた。

ただ、ミッドバスのユニットの音が気に入っているので、それをうまく生かすバスユニット(ウーファー)は他にあるのか、密閉型が良いのか、バスレフのが良いのか、と思いめぐらしていた。

ミッドバスとの相性を考えると現在のバスのユニットも捨てがたいので、ユニットだけ取り出して、あとわずかでも内容量を増やした箱を作ってもらおうか、また本来、密閉用に作られたユニットであるが、これをバスレフタイプに変えたらどうだろうか、と色々考えていたのである。

それが、駆動アンプをフライングモールに変えたあたりから、徐々にバスのパワーが出てきた、というかエネルギー的に強くなってきたのである。ミッドバスもしかりで、太めの音色で歌う無伴奏の女性ボーカルなどではミッドバスだけでも、結構聴けてしまうようになってきたのである。
(ミッドバスは、180~1000Hz)


今は、FIDELIXのチャンデバの購入資金の調達が最優先なので、これだけ良いバランスで鳴るのなら、もうしばらくの間は、今の状態のまま使おうかと・・・思ったりしている。


ところで、ハーモネーターを CDPのラインに挟んだことでプリアンプへの入力レベルが下がったのか、以前と同じ音量と感じるときのプリの音量表示は、以前より大きな数値になっている。