★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

パワーアンプの変更

ー 2009/02/26 ー

Yオクで射止めた FLYING MOLE / DAD-M100proが到着した。

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DAD-M100pro

最初にバス(ウーファー)に使用してみる。今まで使っていたLINN LK240 (x2)より入力感度が低いように感じた他は、全く問題なし。LK240が 8.0Kg有ったことを思うと DAD-M100proは 0.65Kgしかなく、とても 100Wのアンプとは思えない。

全体に小さいのでラック内で並べ替えも行った。バス以外は並べ替えの際に繋ぎ換えただけでアンプとSPユニットの関係は今までと同じである。

さて、音出しをしてみると最初に感じた、入力感度の違いは音量を少し上げたら、特に低いわけでは無い様子だった。

ところが、ミッドハイとハイのところからノイズが出ている事を発見。使用しているアンプは、LINN LK100である。ミッドバスとミッドは、無音時でも静かでノイズは出ていない。こちらのアンプは、LINN LK85だ。ラインRCAケーブル、電源ケーブル、SPケーブル等をチェックしてみたが、特に問題になるところはなく、そうすると原因はやはりアンプらしい。(以前から既にノイズはあったようにも思うが、改めて繋ぎ換えたりしたので目立った、という感じ)

先に取り外したLK240を復活させることも考えたが、LK240はモノラルなので2台使わなければならない。2台使うとなるとラックの1段の高さの制限のため、もう1台を置く場所が無くなる。そのため LK240の復活は諦める。

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LINN LK240 x2

ハタと気がついたのが余剰品となっていた、Nakamichi 420である。

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Nakamichi 420
かなり古い製品であるが、それだけにしっかりとした造りで音は問題ないことを以前確かめてあった。電源SWが無いことと、パイロットランプが点灯しないのが欠点であるが、特に問題ではない。
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420

早速、ミッドハイに繫いでみた。信号を入れないとき無音とまではゆかなかったが、非常にかすかに聞こえるだけで LK-100より遙かに静かだった。

残りハイであるが、ウルトラハイ用に用意してあったプリメインアンプの SONY TA-F222ESJを使ってみることにした。

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SONY TA-F222ESJ
最初VRを12時の位置に置きチャンデバのVRを LK-100の時と同じにしてみた。この状態ではツィーターに耳を近づけても何も聞こえなかった。ノイズも聞こえない。

それでチャンデバの VRを最大にして、アンプの VRを上げてゆくと2時位から聞こえはじめた。最後にはウルトラハイの考え方を取り入れてトーンコントロールの高域を少し上げた。

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TA-F222ESJ

今までは、LINNのパワーアンプで統一していたが、今度は混成部隊となった。ソースを SACDに換えて試聴開始。

プリは PRA-2000が出ていったので、代わりに入手した JEFF ROWLAND Capli S である。

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CAPRI S

すでに夜中になってしまったので、試聴は、かなり小さい音量で行う。若干全体のレベルの見直しをしたが、特に気になるところもなく楽しく聴ける事がわかった。


Nakamichi 420は、以前試聴したときかなり温度が上がり、大きなヒートシンクを装備しているのでA級動作をするのかな(詳細は不明)と、思っていたが、音量が小さいためか、ミッドハイに使用しているためか、筐体に触っても全く熱を感じなかった。

DAD-M100proは、ほのかに暖かくなったが、これは Accuphase F-15の上に置いているためかも知れない。しかし消費電力も少なく小さいので、もう1ch分(2台)入手しても良いかも。ただし、高域特性は余りよくなさそう(カタログデータ)なのでミッドバスかミッドに使うのが良さそうである。

これにより、LK240が2台、LK100が2台余剰となった・・・

もう少し、色々ジャンルを変えたり、音量を変えたりして試す必要あり~~(それから余剰が決定することに)