★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

Nakamichi 420 到着、試聴

ー 2008/07/06 ー

Nakamichi 420が到着した。

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Nakamichi 420

受け取った時の印象は、思っていたより小ぶりで、しかも重い。

最初に写真を撮って早速接続。

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表側
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裏側は塗装されていない

オヤ! パイロットランプが点かない。
このアンプにはランプ以外には、電源が入っているかを確認する手段がない。電源SWさえ付いていないのである。そこで電源系統を再確認したところ、間違いなく電源はきていた。耳を近づけた訳ではないがアンプからは特に他の音は聞こえなかった。

実のところ撮影をした後、朝食のため撮影台の上に置いていたアンプはかなり熱くなってしまっていた。(撮影台は南側に開いた天窓の下に置いてある)もしかすると、温度プロテクターが働いてしまっているのかも知れないと思い、そのまま放置することに。

しばらくして、筐体に触ってもわずかに温もりを感じる程度まで温度が下がったので、再度コンセントに接続。しかし、残念ながらやはりパイロットランプは点灯しなかった。

それではと、左chにSPを接続、恐る恐るプリのヴォリュームを上げるとなにやら音が聞こえる。もっと大きな音量にしても問題ないようだ。そこで右chにもSPを接続し、音だし。通常、この部屋で聴く最大の音量まで上げてみたが、ノイズもなし。割れるようなこともなく特に問題となる様なこともなかった。
(SPは、Ensanble PA-1を使用)

この大音量時でヒートシンクの温度は、max 45℃(この時外気温は 32℃)。たしか Linnのアンプはここまで温度は上がらない記憶であるが、確かめるために、320Hz以下を Linn LK240に担当させ、こちらは 320Hz以上を担当させるようにセットを変えてみる。

約10分ほどして、LK240に触ってみたが、ほとんど熱を持っていなかった。420の方は、少し下がって41℃になっていたが、それ以下にはならないようだ。推定をすると 420の方は、A級アンプのように電流を流すタイプのなのかもしれない。(ネット上で資料を探してみたが、スペック情報だけで電気的な技術資料は見つからなかった)

パワーは 50W x2で、LK100と同じなため、ミッドハイより上の chのどこかに使うか、音色的な相性によっては LK85が担当しているミッドバスやミッドに使うことも考えられる。

しばらく無音状態(CDが終わった)となったときには、420のヒートシンクの温度は 40℃まで下がって安定していた。(外気温は 30℃)この時 LK240の方は、スタンバイ状態になっていたが、かすかに温もりが感じられた。

ともあれ、これでパワーアンプが6台(正確には LK240がモノchのため7台)とプリメインアンプが1台の計 14ch分揃ったことになり、メジャグランのチャンデバ No.26の戻りとミニキューブの到着が待ち遠しい。