★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

5chから6chへ

ー 2008/12/29 ー

大した理由もなく、「なんとなく」交換していたTweeterの T925を、また、交換。

今度は、T925からM-100+USホーンに換える。

一つには、M-100を使わないのは勿体ないと思ったこと。
もう一つは、前回、2402H(1KHz~5KHz)の代わりに M-100を入れたとき、音色が T925と同じ様に聞こえたことから、交換しても大きな問題は無いだろうと思ったことである。

T925は、9KHzから上を担当していたから、これなら M-100も使用できる。ただし、T925は 40KHzまで伸びる SuperTweeterでもあるが、M-100は、500~18000Hzの Midから Mid Hiの帯域用で、少し性格が異なる。

さて、T925から M-100+USホーンに換えた結果は、最初の印象は、パワー感というか、エネルギー感というようなものが高まった感じと、滑らかで、ほそい訳では無いが細かい部分までが見える、分解能が高まったといった感じだった。

これならクラシックもいける。ノーイコライジングでも良いが、SH-8065を使って低域を増強すればなお良い。

チャンデバ(D-23)の Bassと Mid Bassのクロスは前回、Bassが 200Hz、Mid Bassが 160Hzとしていたのを止めて、両者とも 200Hzとした。160Hzでも良いが Mid Bassの 160Hzはややエネルギーが不足する気がしたので 200Hzと決めた。

また M-100のハイエンドのエネルギーが弱くなる(再生域~18000Hz)ことを考えて、T925による、Super Tweeterを加えることにした。

これには、ネットワークの代わりに先に購入してあったメジャグランのミニキューブを使用。Mid Hiを駆動するパワーアンプ(Linn LK-100)のスルーアウトの端子からプリメインアンプの SONY TA-F222ESJ へ入力して、SP出力端子にミニキューブを接続。その出力を T925に繫いだ。

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M-100+USホーン 2402H T925

ミニキューブは、たぶん 20KHz、6dB/octのネットワークを通した形なので、M-100の出しっぱなしの上と上手く繋がっているのではないかと推測。

ただしミニキューブを通して繫いだ T925からは音が聞こえない。若干不安になり、ミニキューブをパスして繫ぐと確かにシャカシャカと鳴るので、ミニキューブを繫いでも音は出ているらしい。私の耳で聞こえないだけである。

まだ、通常のCDでしか聴いていないので、超高域が鳴って変化があるか否かは確認のしようがない。
ただこの状態でも全体に滑らかで、Mid Bassがどういう訳か良く聞こえるようになった。

リファレンスの盤、Rosemary Clooney "For the Duration"を聴く。

Scott Hamiltonのテナーが中央のある位置にピッタっと定まり、立体感と奥行き感が同時に感じられようになった。試しに T925を切ると、奥行き感が浅くなる、というか幅が少なく鳴る感じになる。一番難しいコルネットも、楽器の持つ金属感だけ聞こえて、余計な気持ちの悪い金属音がなくなっていた。

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チャンデバ 以降の システム図