★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

ホーンシステム(再開)2007年ー現在 その1

2007年春、これまで使用してきたDS-10000も素晴らしい音で楽しめたのだが、低域のエネルギー感が不足気味で、しかし、レベルコントロールも無く、何らスピーカーには手を加えることが出来ないシステムだったので、これとは別にもう一つ別のシステムを構築する気持ちになった。

そこで、30年来お付き合いのあるダイナのK店長に相談すると、小さいが素晴らしい音を聞かせてくれるスイス製のスピーカーを紹介してくれ、早速入手。

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Ensemble PA-1
13cmのメタルコーンウーファーと1.9cmのドームツィーターの2wayで、後面に後面一杯くらいの大きな平面型パッシブラジエーター(KEF SP139)を装備し、再生周波数は38~21kHzで、出力音圧レベルは89dB/W/mと割と高目のブックシェルフ型。
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大きな楕円のパッシブラジエータ
パッシブラジエーターというとブーミーなイメージを持っていたが、そんなことは無く、タイトな力強い低音を聞かせてくれた。また弦楽器の高い音も綺麗にヌケ、結構気にいったのだが、ラッパの音だけが少々気になる音だった。

そのラッパの音を再現するコトを思うと、若いときのドライバー+ホーンの音がよみがえってきて、ここからドライバー+ホーンの追求が始まった。