ホーンシステム(再開)2007年ー現在 その2
早速2007年の暮れに、JBL LE85を入手。これはドライバーユニットだけだったが、中高域で鳴らす(家庭的な音量の場合)場合は、ホーン無しでも問題ない、という話はダイナのK店長から聞いていた。
それで試しにドライバーのみで3.2kHzのHPFを通して鳴らしてみた。すると意外なほど鳴りっぷりが良く、その音色も好みの音だった。もちろん安全性を考えるとホーンが欲しい。幸いすぐオクでH91を入手できた。
そのH91を装着して鳴らしてみると、ストレートホーンではあるが、ややメガホンのような響きが付いてきたような音になって上手くなかった。
ちょうどその頃知り合ったストーンテクノで超ショートホーンを出しているということを聞き、ストーン製のサポーターと込みでの販売で予算的には少々厳しいものがあったが、在庫量が少ないとのことから、頑張って入手した。
真鍮ムク材からの切り出しで外径80mm、ホーン長はスロート込みで23mmしかなく、正に超ショートホーンだった。
最初にペアのホーンの重さを計ってみた。見事に2個とも同じ660g。ホーンの外径は73mmで、ホーンの内径の一番太いところは45mm、細い方は測り忘れた(1インチ対応)が実際にドライバーに装着したときにはドライバーのスロート径よりわずかに小さかった。ドライバーへの取り付けは六角レンチ対応のインチネジのボルトで、締め切った状態ではホーンの前面に出っ張らない様になっている。
こんなに短いホーンであるが、3.0k~8.0kHzはフラットに出ていて、中高域にぴったりな感じだった。