★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

仮住まいの3way

ツィーターの効果は抜群で、シンバルのようなエネルギー感のある楽器の音が飛び出してくるようになった。

単独で鳴らすGX100は、結構まとまりのあり、低域から高域までしっかり聞けるのだが、いつも割と大きなウーファーとホーンによる3way~5wayで慣れている耳には、もの足らなさを感じてしまう。もっと低域にエネルギ感のある押し出しが欲しい、とか、エネルギー感のあるシンバルや、トライアングルとヴァイオリン最高域のような抜けきる綺麗な音、ラッパ(金管楽器)のスパッと飛び出してくるようなヌケが欲しくなる。

小さな箱に10cmのウーファーでは、残念ながらエネルギー感を期待することは出来ない。

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GX100MA

その点では、20cmでfoは32Hzながら密閉型でロングストロークのサブウーファーCW200Aは迫力のある低音を鳴らすことが出来る。チャイコフスキー1812年では、隣室にいる人まで、ドンドンの音に驚いて覗きに来るくらいだ。

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London po.

ムラヴィンスキー/ レニーグランドpo.の来日ライブ録音を聞くと、中低域はGX100ウーファーが頑張って鳴ってくれているので、まあ許せる範囲だとは思うが、ラッパはやっぱりホーンのヌケにはかなわない、と感じる。

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1977/Oct./12 東京文化会館大ホール

現在の環境では、適わないので仕方が無いのだが一寸寂しいかな。