★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

チャンデバ調整

ー 2008/08/18 ー

メジャグランのチャンデバを使用開始。

最初に前日±電源の中点を触ったところから他の回路のアースポイントになっているポイントへ接続してみた。(前日まではトランスの固定ボルトに繋いでいた)結果は特に変化なし、であった。

次に 10KHzのチップを使用して 1ch増やす(ネットワーク使用からマルチアンプ化)。これに伴い LE175と 2402Hに入れていたネットワークを外し、2402H用にパワーアンプを 1台追加する。アンプは Linn LK-100を使用。これにより 5ch全てが Linnのアンプで統一。

特に 2402Hの上が 15KHz以上に伸びているという情報から、試す意味で FT33RPを外してみることに。

したがって、LE175+USH が、4K~10KHzで LK-100。2402H が、10KHz~で同じく LK-100。

ところで、問題が2つ発生した。

1つ目。
チャンデバの電源を OFFするとき、パワーアンプが生きていると凄まじいノイズを発生する。そのためパワーアンプの電源を切ってから、電解コンデンサーに残っている電荷が完全になくならないと、チャンデバの電源を OFFにできない。ところが LK-85とLK-100は割と短時間で OFFになるが、LK-240は、30秒経っても抜けない。安全を見込むと 2分位待つ必要がある。

アンプを 1台増やすためにはパワーディストリビューターの口(回路)が不足する。LK-240を接続させている回路の容量には余裕があるのでここに繋ぐことはできるが、もう少しスマートに繋ごうと思い、以前より用意していたSONY SRP-D2000を使うことにした。

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SRP-D2000
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後側
ただし LK-240は、SPP-D2000の遅延回路(ON時3秒、OFF時6秒)では、歯が立たないので今まで使用していた NIKKO電子の Model 15Aも併用することにした。
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NIKKO model 15A

この SRP-D2000を置く場所であるが、奥行きは 175mmしかないが、幅が 482mmあるため、さしあたりチャンデバの下に置いてみた。そうしたらハム音のようなノイズが感じられるようになってしまった。これが2つ目の問題である。

試しにチャンデバを 20cmほど持ち上げるとハム音らしき音が聞こえなくなった。その結果から SRP-D2000とチャンデバの間にスペーサーを挟み、20cmほどUpさせ、なんとかこの新しい付帯音は消すことが出来た。

ただし、根本的なジーノイズは、むしろ昨日より増えた(大きく聞こえる)ような感じである。このノイズはチャンデバから発生しているノイズと、パワーアンプの残留ノイズの両方が加算されて聞こえているのかもしれない。

Linnのパワーアンプは入力レベルを調節できない。多分VR回路を入れると音質が下がるために入れていないのであろう。ただ、チャンデバで高めにしておいて、パワーアンプで絞れればだいぶノイズカット出来るはずなのでその点では残念である。

アンプの出力端子に違いがあるため簡単には入れ替えられないのだが、特にジーノイズが目立つホーンタイプへのアンプを入れ替えて試してみる必要もあるかもしれない。

現在は、LE175と 2402Hが LK-100で、ミッドバスとミッド(LE85)が LK-85、バスが LK-240である。出力とスタンバイ機能の有りなしで現行の組み合わせなのだが、残留ノイズの量で使い分ける必要があるののかもしれない。