★オーディオ奮戦記★

40cmウッドホーンを中心とした4wayマルチシステム

後面開放の空間調整をしてみたら(調整その13)

Webを見ていたら、後面開放のウーファーは、その後方の空間体積により音が変化するという、記述がいくつか見つかった。


うちの実際の状態を見てみると、左右の後方空間が同じようになるようにはしていたが、若干ウーファーBOXの位置が左右でズレているように感じられた。


普段は金属製の巻き尺で位置だしやマイク位置を合わせていたが、今回、家を建設してくれた設計士さんが持っていたレーザー距離計と同じような物を入手できたので、大体合わせだったのをキッチリ合わせてみた。


同時に、サブウーファーをそれまでは後面壁と平行(すなわち音方向が壁と直角方向)に置いていたのを、ウーファーBOXの向きと並行になるようにして置いてみた。

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Lch を上から見ると、

これは、ウーファーBOXの後面空間での音の拡がりがよりスムーズになるかも、という予想と、視聴位置からSWの正面が割と見えるようになることで、こちらも音の通りがスムーズになるのでは、と思ったこと。ただ低域だから波長が長いのであまり関係ないかも知れないけれど。(気やすめ?・・・)
なお、SWの上に乗っているスタンドは、GX100MA用にWoody&Allenさんに作って戴いたものだが、現在置き場がないので、単純に載せてあるだけ。


この後面空間の部屋の角の床上には、19mm厚の強化ガラスと36mm厚の階段ステップに使用する集成材を重ねて、やや斜めに置き、定在波を少しでも減らす工夫をしている。(効果の程は不明ですが)

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Rch


ウーファーBOXの後方は、後面壁から短い方で456mm、長い方で556mmあり、どうにか体を入れられる位の空間がある。



ところで、これらの位置合わせの作業をしながら、音出しをしていたら、実にちょっとしたことだが、音のためには非常に重要な或ることを発見!


これを直した測定は、次に・・・